エリア:湯村  カテゴリ:日本列島の形成と人々の暮らし  シーン:観る
地すべり地形を利用した稲作と山に囲まれた農村のサイト

照来周辺
(てらぎ)

地すべりによりできた緩斜面を活用した稲作が盛んな、山々に囲われた美しい高原。

主な見どころ

1
照来盆地
約300万年前のカルデラにたまった堆積物が地すべりなどにより崩壊し、できた盆地状の地形。中央の愛宕山はスキー場となっている。地すべりによる緩斜面は棚田として利用されている。
新温泉町山陰海岸ジオパーク館
0796-82-5222
2
兵庫県立但馬牧場公園
但馬牛の歴史と特徴を伝える展示館と牧場の複合施設。周辺は地すべり地で、緩斜面を畑地や放牧場として利用。
兵庫県立但馬牧場公園
0796-92-2641
3
丹土はねそ踊
戦国時代、この地の豪族が家や身を護るため家の子郎党に剣術を教えたことに由来する。その後、歌舞伎の音曲を取りれて仏の供養に踊ったのが始まり。2~3人で、男装、女装のいでたちで刀、なぎなたなどを手にし、太鼓とお囃子に合わせて演じる。別名「芸おどり」とよばれ、現在4種類ほどが踊られている。
丹土はねそ踊保存会
 
 

ガイドさんのおすすめポイント!

日本で山里の農村を思い描くと、このような風景になるのでしょう。周りを山で囲まれた農村で、地すべりによってできた緩斜面を利用した稲作と人々の暮らしがあります。中央にある愛宕山は、但馬牧場公園スキー場として利用されています。冬には、雪の感触を楽しみ、初夏から秋にかけては棚田を眺めながら、但馬牛やヤギ・ヒツジなどの動物と触れ合うと豊かな自然を肌で感じ、安らぎと憩いの時間を持つことができます。

西但馬の自然を考える会  福原陽一郎
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問い合わせ先
湯村温泉観光協会   新温泉町湯98
TEL
0796-92-2000
HP
 
 

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モデルコース

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■扇ノ山北麓ドライブコース
【テーマ】万葉の里から溶岩流が作り出した雄大な高原と滝をめぐる
【内 容】歴史のロマンと四季折々の自然の変化が楽しめるコース
【見 所】因幡万葉歴史館、殿ダム、雨滝、上山高原など
【距 離】基本コース:約68km/約2時間30分
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